こんにちは
保健師カウンセラー みらくです。
「カウンセリングを受けるなんて、悩みが大きい人がすることだ」と、思っていませんか?
実際、そうしたイメージがあるため、カウンセリングは敷居が高いと感じる方が少なくありません。
しかし、カウンセリングの本質を知ると、悩みが明確でない方にとっても有益なプロセスを学べることがわかります。
ここでは、健康相談とカウンセリングの違いを通じて、カウンセリングを利用することの魅力をお伝えします。
健康相談とは何か?
健康相談は、身体的な症状や生活習慣に関する具体的な質問ができる場です。
専門家が症状の原因を分析し、改善のために必要なアドバイスを行います。
例えば、
「肩こりがひどい場合どうしたらいいか」
「ストレスを軽減するためにどんな取り組みがあるか」
といった質問に対して、本人の課題を分析し、対策や行動プランが提示されます。
カウンセリングとは何か?
一方で、カウンセリングはココロの奥底にアプローチしていきます。
目の前の問題だけを解決するのではなく、感情や思考パターン、価値観などをじっくりと見つめ直す時間ともいえます。
例えば、
「なぜ、いつも同じパターンで失敗してしまうのか?」
ということに、その背景を一緒に探り根本的な自己理解を深めていきます。
今後の生き方そのものに影響を与えるプロセスです。
健康相談とカウンセリングの違い
健康相談とカウンセリングの大きな違いは、「扱う範囲」と「目的」です。
健康相談は、身体や生活習慣に関する具体的な問題解決を目指します。
カウンセリングは、心の深い部分にある「気づき」や「自己理解」を促し、よりよい人生を築くための基盤を整えます。
悩みがない人にもカウンセリングは効果的
「悩みがないのにカウンセリングを受ける意味があるの?」と思われる方がいたら、ぜひ受けてみてほしいです。
カウンセリングは問題解決だけが目的ではありません。
カウンセリングは【自己成長を促す】プロセスで、日常の中で見過ごしがちな「小さな違和感」に気づき自分の感情や思考を整理することができます。
また、ストレスをためない生き方、よりよい人間関係の気づき方を学ぶことができ、心の健康を維持増進していけるのです。
カウンセリングをもっと身近に
カウンセリングは特別な人だけのものではなく、誰もが自分をよりよく知り成長するための素晴らしい手段です。
「悩みがないから必要ない」と思っていた方も、
この機会にぜひカウンセリングを身近に感じてみてください。