過干渉の親の特徴とは?

こんにちは
ストレス連鎖フリーメソッド
保健師カウンセラーみらくです

最近は、大人の女性から、『母親がいつまでも干渉してくるのがしんどいんです』というお悩みが多いです。

今回は、過干渉の親の特徴について、ある共通点について解説します。

まず、過干渉がどんな影響を及ぼすのかをお伝えしますね。

【過干渉とは】
主に親が子どもの行動や人生に対して過度に干渉することを言います。
ただ、心配して口を出すだけでなく、個人の思考や感情をも支配するほどに関わりを強く持とうとする言動です。

親の過干渉が子どもに及ぼすと言われる影響は多岐にわたりたくさんあります。
主にこの5つが大人の生きづらさにつながっています。

影響その1【自立を妨げる】
 親が何でも口や手を出すと、子どもは自分で決められなくなります。

影響その2【自信を持てない】
 子どもの行動・意見を否定し、親の意見を通すことで、自分の考えは間違っていると思い込み自信を持てなくなります。

影響その3【挑戦できない】
 親が何でも決めることで、自ら挑戦する力がなくなります。

影響その4【依存的になる】
 自分で決めることが出来ないので他人に依存し、他人の意見で生きるようになります。

影響その5【投げやりになる】
 どうでもいい、なんでもいいと自分の意見を言わなくなります。

ほかにも、過干渉の後遺症につながる悪影響は多々あります。

この悪影響を断ち切るためには、過干渉の親の特徴を知ること
そして、自分が過干渉である、または自分の親が過干渉である、過干渉の被害があるなど、客観的に見直すことが大事になります。

過干渉の後遺症に悩む大人女子のご相談から、その母親に特に次のような共通した特徴がありました。

・ヒステリック

喜怒哀楽がはっきりしていて、思い取りにならないと声が大きくなるというヒステリックさがあります。
これは、子どもであるあなたが自分の思い通りにならないことでのいらつきが原因の場合が多いです。

・八方美人

外では笑顔でいいお母さん、素敵なお母さんだと言われる方が多いです。
他人の目を気にしているため、どこから見ても「完璧」でいようとする表れです。

・地道な努力家

人生は楽してはいけないという信念を持ち、苦労するのが成功のためには必要だと思い込んでいます。自分の成功体験もその苦労があってこそだと、自分の価値観を子どもに押しつけがちです。

・心配性

「あなたのために言っているの」と、あなたの心配を口にします。しかし、本当は自分が不安なので、自分の不安を払拭するために心配していることを解消したく、しつこくなりがちです。

・夫婦仲がよくない

夫との関係が冷めていたり、思うようになっていない場合、その不満や不安を子どもに向けることが多く見られます。
実際に夫の愚痴を子どもに言うことも多いようです。自分は悪くないこと、自分の頑張りを認めてほしくて、子どもを味方につけたい気持ちの表れでもあります。

・家族の話を聴かない

子どもの話は特に「そんなのは違う」と話を最後まで聞かず、割って入ってきます。
それは、外でも○○ちゃんはどう思うの?と先生に聞かれたとしたら、「この子は□□だって思っていますよ」と子どもに話をさせません。子どものことは全てわかっているという自負もあります。

あなたが『母親がいつまでも干渉してくるのがしんどいんです』と悩みを抱え、あなたの親にこの特徴があるのであれば、それは毒親です。

あなたの自立を奪い、気持ちを奪い、あなたらしい人生を否定してくる毒親です。

これは、あなたにとっても
そして親にとっても大きなストレス
になります。

あなたが苦しめば親も苦しいのに、あなたを苦しめる結果になりストレスを抱えています。


悩みを抱えたあなたが変わっていくことで
そのストレス連鎖を断ち切ることができます。

あなたらしい人生をあゆんでいきましょう。

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