「私ばかり大変」から卒業できる方法【アダルトチルドレン】

こんにちは。
ストレス連鎖フリーメソッド考案
アダルトチルドレンを克服した心理カウンセラー みらくです。

『わたしばっかり大変』
『わたしばかり苦労している』 って思っていませんか?

洗い物も私。
洗濯も、私。
掃除機かけるのも・・私。
子どもの面倒も・・・。

職場でも、ゴミを片付けたり、物品補充したり、全部、率先してやるのは私。
コピー機の紙、私が使う時に入っていないし。

一生懸命やっているのに、報われない。

「わたしばっかり大変!」


心では「私ばっかり、もうヤダ」と思っている・・・。
だけど、無意識に「私がやらなきゃ」と、誰にも頼らず自分でやらなくてはいけないという強迫観念に陥っています。

どうして「私ばかり大変」から抜け出せないのか?

それは、「人に頼らず全部自分でやるべき」と思い込まされた過去があり、アダルトチルドレンの傾向があるからかもしれません。

※アダルトチルドレンは、幼い頃にココロに傷を負って癒やされることなく大人になり悩みを抱えている人です。

幼い頃に、周りの大人や環境によって、「○○すべき」という価値観を植えつけられたことが影響している可能性があります。

では、「人に頼らず全部自分でやるべき」と思い込むこときっかけとなった過去の出来事を掘り下げてみましょう。

「私がやらなきゃ」=「私ばかり大変」になる3つの理由

全部私がやらなきゃと思い込んでいるのは、そう思うように仕組まれた過去の心の傷があるからなのです。

その心の傷を持ったアダルトチルドレンは、自分から助けを求めたり、相手に任せることがとても苦手です。

1 子どもの頃、親から「ちゃんとしなさい!!」と完璧を求められすぎていた。
「宿題が全部終わるまで遊んじゃいけません!」
「頑張れば出来るんだから諦めずにやりなさい!」

疲れてても、限界がきてても、頑張って完璧にやり通そうとするように仕組まれたんですね。
なので、自分が疲れていても、自分を犠牲にして頑張り過ぎる傾向があります。

2 幼いころから、親に「人に迷惑をかけてはいけない」と言われ続けて、「人に頼ってはいけない」という刷り込みができた。
「ご迷惑になるでしょ!友達だからって何でも頼んだらダメでしょ!!」
「弱音を吐くなんて情けない、強くならないとダメよ。」


職場で、自分が忙しい時に楽しくおしゃべりして休憩いる同僚を見て、「手伝って」と、素直にお願いすることがでず、モヤモヤ・・・。
家でも、家事を一人で頑張ってしまう傾向があります。

3 小さいころから親の顔色を伺いながら育ち、空気を読んで気づいてやるのが当たり前だと思い込まされた。
「普通は、気づくのが当たり前でしょ~」
「言わなくても、ちゃんと様子を見ていれば何を言いたいのかわかるのが当然」


顔色を伺って行動するのが当たり前の自分は、気づかない人を見ると「言われる前に行動するのが当たり前でしょ」と考えてしまいます。


自分がやらなきゃと思っていることを、他人も同じように思ってやるべきだと、いつの間にか、相手に求めているんですね。

言わなくてもわかるはずだと思っているので、何も言わずに、勝手にイライラ・ムカムカしているんです。

この3つの理由は、アダルトチルドレンの人に多い傾向があります。
つまり、【1 完璧主義】、【2 頑張り屋】、【3 空気を読む】の3つです。
この3つは、アダルトチルドレンの要素でもあります。
「ちゃんとやらなきゃ」「自分がしっかりやらなきゃ」と無意識の中で行動してしまうんですね。

そして、苦しくなって、イライラしたり不安になって、「私ばっかり大変」と不満を感じるんです。

「私ばかり大変」から卒業できる方法

まず、自分が「私ばかり大変」と思っていることは、無意識の中で「私がやらなきゃ」と思って行動していることに気づくことが大事です。

つまり、「私がやらなきゃ」と思っていることを書き出してみましょう。
無意識の中で、「私がやらなきゃ」と行動していることを客観的に見つける方法です。

そして、その「私がやらなきゃ」という思い込み(=こだわり)に対して、本当に私がやらなきゃダメなこと?と問いかけて見ましょう。

小さい頃から、完璧を求められ、人に迷惑をかけないよう頑張り、空気を読みながら気遣いしてきたことで、『人に迷惑かけてはいけない』ことは『助けを求めず一人でやりこなさなければならない』と変換されいるのかもしれません。

助けを求めることは、決して人に迷惑をかけることではありません。

頼られたり、役にたって喜んでもらえると、嬉しいという感情がわいてきます。

「迷惑なんじゃないか・・・」
そう躊躇するときもあります。

「今困っているんだけど、ちょっと助けて欲しいの」と言葉で伝えることできるようになると、【「わたしばっかり大変」から卒業】することができるようになります。


私は、夫に「ちょっと手を貸してくれると助かるな」と言うようになって、関係性が良好になりました^^♪

カウンセリングでは、自分の思いを上手に表現する方法や練習もできます。
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