親との会話に疲れる理由と向き合い方

こんにちは
ストレス連鎖フリーメソッド
保健師カウンセラーみらくです

年末年始、お盆や連休になると「親との関係」に悩む人が増えます。

帰省が憂鬱・・・そんな気持ちを抱えたことはありませんか?

これは、親子関係が良い悪いに関わらず、多くのひとが感じていることです。

この記事では、親との会話が疲れる理由と
その対処法について心理的な観点からお話します。

親子だから気も知れているはず・・・

ですが
疲れてしまうのはなぜか。
心理的要因を3つお伝えします。

1つ目
【期待やプレッシャー】
親から「○○すべき」と言われていたり、期待されていると知らず知らずのうちにストレスを抱えています。

2つめ
【役割の変化】
親と子は、何歳になっても親子のまま。
しかし、親は子を子どもと思っていても、子は成人し自分が親になっている場合が多いです。
にも関わらず、子ども扱いをされることで、ストレスを感じるんですね。

3つめ
【コミュニケーションのギャップ】
世代間での価値観や言葉のニュアンスが異なり、誤解を生じやすいことがあります。
スムーズに伝わらないとストレスがかかります。


いかがでしょうか?
これに加えて、ご自身の体調や精神状態により、ストレスの感じ方は変わります。

よくあるのは、親の愚痴をひたすら聞かなければならない状況です。

会ったときくらい聞いてあげなきゃと、優しいあなたは思うかもしれません。
しかし、親の愚痴を延々と聞くことになると
同じ話が繰り返され
こちらの話を聴いてもらえない状況となります。

それが続くと
心が消耗してしまいます。

親は自分のペースであなたを巻き込みます。
次の方法で上手に会話疲れを防ぎましょう。

1 境界線を引く
親は親、自分は自分と割り切り、全てを受け止めるのをやめる。

2 上手にスルー
感情的にならず、相手を変えようとせずに、必要以上に深入りしない。

3 会話後にリフレッシュする
親の愚痴を聞いた自分に「よく頑張った」と声をかけて散歩にでたり、好きな音楽を聴いたりリラックスできる時間を作る。

親子の会話に疲れるのは
決してめずらしいことではありません。

しかし
その疲れた感情を放置していくと
親とのコミュニケーションに苦痛を感じ、親子関係に亀裂が生じてしまうでしょう。

親子関係は一生続くものです。
だからこそ、今感じている「疲れ」をきっかけに、自分に合った親との関わり方をみつけていくことが大切ですね!

親との会話に工夫を重ねることで
よりよ良い関係を築いていけますよ。



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