vol.101 「冷たい人」と思われたくない・・・罪悪感から自由になる秘訣

こんにちは
ストレス連鎖フリーメソッド
保健師カウンセラー みらくです

そのように感じている方もいるのではないでしょうか?

実は、心の境界線の引き方が間違っている場合、罪悪感が増すだけでなく、相手との関係もギクシャクしてしまうことがあります

今回は、罪悪感を抱えずに幸福感を増しながらストレスをためない心の境界線を引く秘訣をお伝えします。

境界線を引こうとした際に、「相手を突き放してしまったのでは・・・」と感じることはありませんか?

例えば
【友人からの頼み事】
忙しい中でも、無理に時間を作り頑張ったけど、これ以上は無理だと断ると、相手が悲しんでいると罪悪感を感じてしまう。

【家族とのやりとり】
母親の機嫌に振り回されるのはもう勘弁してほしいと思って、距離をとろうとしたが「あんたは冷たいね」と言われてしまい、ダメだと自分を責めてしまう。

正しい境界線の引き方とは?

境界線を引く際に、感情的に「相手を遠ざける」だけになっていませんか?
心の境界線は、相手を拒絶することではありません。

本来の心の境界線とは
『自分を守りながら、相手とも健全な関係を築く』ためのものです。

正しい境界線をひけると、次のような変化が生まれます。

● 自分の心の負担が減る
 無理をして相手の期待に応えてきた心の負担感が減り、心に余裕が生まれ、本当の優しさを相手に与えることができるようになります。

● 相手にも良い影響が出る
 相手もあなたに依存していたことに気づき、自分の力を発揮できるようになり、人生に満足感が得られるようになります。過剰な期待をせず、健全な関係を築けるようになります。

● 罪悪感が減り幸福感に満たされる
 「私はこれでいい」という自己肯定感が高まります。心の安定が得られ、ほっとする感覚が芽生えてきます。

~正しい境界線の引き方 実践者の成功例~
ある女性が、毎日のように職場の同僚からの相談に付き合い、疲れ果てていました。
「私が彼女の話を聞いてあげないと・・・」と、どうにかしてあげなければと責任感を背負って何時間も彼女がもういいというまで聞いていました。
そんな日々が続くと、「これ、いつまで・・・」と不安を感じ、彼女の相談に嫌気をさしている自分に罪悪感も覚え始めます。

ある日、彼女は次のように境界線を引くことを試しました。

「今日は30分だけね」と具体的に時間を区切る
話を聞いた後、「私には難しいから、これは専門家に相談してみては?」と提案

その結果、
自分は見通しが出来たことで、優しい気持ちで話も聞けて心に余裕ができました。
同僚の彼女も、これは専門家なんだとわかり相談することにして、自分の力で解決していく流れをつかめたのです。

このように、正しい境界線をひくことで
自分も楽になり、相手も成長しお互いにメリットがある状況を作ることができます。

罪悪感から自由になるために

心の境界線をひくことは、罪悪感を感じることにはなりません。
「ストレスをためない境界線」を意識して、少しずつ練習をしてみてくださいね。

正しい境界線をひくことで、
罪悪感から解放され、心に余裕をもった生活を送れるようになります。

もし
「罪悪感から抜け出せない」「心の境界線をひきたいけど難しい」と感じている方はお気軽にご相談くださいね。


友だち追加