わたしはどっち?「アダルトチルドレン」or「HSP」 

こんにちは。
ストレス連鎖フリーメソッド カウンセラーみらくです。

わたしはアダルトチルドレン?それともHSP?

「自分はアダルトチルドレンなのか、それともHSPなのか・・・はっきりしないと対策がとれないと思うんです。」



お悩みを解決するためには、自分がどちらに当てはまっているのか、はっきりさせたいという方がいらっしゃいました。

はっきりした方が、対策がわかると言います。

たしかに、そう思いますよね。


アダルトチルドレンなら、過去のトラウマを解消すればいいのかな?
HSPだったら、繊細すぎるところを気にしないようにすればいいのかな?

色々と考えて調べてらっしゃいます。

「チェックリスト」や「○○診断」を受けては、ここにも当てはまる、こっちも・・・と不安になり、さらにストレスを抱えてしまっています。

アダルトチルドレンでもHSPでも大丈夫!

実は、どちらかはっきりさせなくても、悩みの解決への対策はできるんです!


「どちらかはっきりさせたい」
「はっきりしないと対処できない」

その完璧主義の考え方が強い人ほど、悩みの解決への道が遠ざかってしまいます。

『気質』は誰もが持ち合わせているもの

アダルトチルドレンもHSPも病気ではありません。


アダルトチルドレンは「小さい時にココロに傷を負ったことで、大人になり悩みやすい状態になっている人」。

HSPは、いわゆる繊細さん。
「様々な刺激に反応しやすいために悩みやすい人」。


どちらも、病気ではなく「気質」なんです。

病気と気質の違い


例えば、お腹が痛い原因が、「大腸炎」などの病気であったなら、その炎症を抑えるためのお薬で治療します。
しかし、アダルトチルドレンだとわかって克服しようと思っても、アダルトチルドレンを克服する特効薬となるものはありません。

あなたの悩みの深さ・内容・その時のココロの状態で、感じ方も変ります。
その時の状況に合った方法で、ケアしていくことが大事になります。

それは、アダルトチルドレンであってもHSPであっても、あなたが困っている悩みの状況によって取り入れる心理療法やケアの方法を検討していくことになるので、「この気質には、こういうケアでなければいけない」といったものではないんですね。

「はっきりさせたい」は完璧主義

ご質問の「どちらかはっきりさせなければ」という言葉から、この方は「完璧主義」の傾向が強い方だと感じます。

「○○しなければ」といった価値観に囚われているんですね。

完璧主義の方は、アダルトチルドレンの要素を持っていることが多く、またHSPの気質もあるので、繊細に感じとり顔色を伺い「○○しなければ」と、完璧でいるように無意識に頑張ってしまいます。

私たちが暮らす社会では、「良いことでもあるけど、この部分は悪いね」など、はっきりしないことが多くあります。
良くもあり、悪くもある。
白黒とはっきりせず、グレーであることが大いにしてありますね。

今ある悩みの質に注目していこう

アダルトチルドレンかHSPか、診断やチェックではっきりさせようとしても、ここも当てはまる、これは違う・・・と、必要以上に悩んでしまうかもしれません。

悩みの状況にあったもの、そしてあなたに適した方法を選ぶことが大事。

あなたがアダルトチルドレンであるか、HSPであるかは、実際には大きな問題ではないですね。
あなたが「悩んでいる」その中身は、「私はアダルトチルドレンだ、どうしよう」ではないですね。

人間関係がうまく行かなかったり
頑張っているのに上手にできないとつらくなったり、
不安が募って行動できないで後悔することが多かったり、

悩みがあって調べていくうちに、自分の考え方や感じ方に強い癖があると気づいたのではないでしょうか。


「アダルトチルドレンだから○○療法でトラウマ解消せねば」ではないんです。

「人付き合いが上手にできない・・・その原因がアダルトチルドレンの気質にあるから、○○しよう」といった感じになります。


悩みはココロとカラダに大きなストレスをもたらします。
ストレスは放置するほど巨大となり、病気の種となります。
悩みの原因とあなたの思考をひもときながら、あなたに合った方法で悩みの解決に導くのが、みらくのカウンセリングです。

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