こんにちは。
ストレス連鎖フリーメソッド考案。
我慢しがちなアダルトチルドレンを克服した心理カウンセラーみらくです。
「我慢しなさい!!」
「ワガママ言わないの!!」
小さい頃から親や学校の先生、大人たちがよく言う言葉、よく耳にしている言葉です。
「我慢していれば良いことがある」
・・・本当でしょうか?
我慢して、がんばって、苦しいのを我慢して・・・心が限界をむかえていませんか?
「自分の気持ちを言ってはいけない、我慢しなければならない」と思っていませんか?
欲しいものがあって、「これが欲しいな・・・」と言った時、親に「ワガママ言うんじゃありません、我慢しなさい!」と言われてガッカリしたという経験はありませんか?
小さいころから「我慢しなさい」と幾度となく言われていますね。
我慢することは大切ですが、あなたの我慢の仕方、間違っています!!
「我慢しなさい」と言われ心に傷を負った幼い頃のあなた・・・アダルトチルドレンによくある間違った思考の変換が起こっています。
「我慢」は美徳!?
実は、今、40代前後の私たちは、昭和の戦前戦後に苦労した親、大人たちの影響を大きく受けて育ってきています。
食べ物も不十分で生きるか死ぬかの昭和の戦前戦後。
お腹がすいても食べ物がないので我慢するしかない。
薬も不足しているから、痛みも我慢して乗り越えた時代・・・。
今は、物は豊かになり、そのような「我慢」は必要ではありません。
しかし、新しい「我慢」を求められるようになりました。
新しい我慢の犠牲となったアダルトチルドレンの悩みの種でもあります。
実は、子どもの脳は、10歳くらいまでは周りの言動に洗脳されやすくなっています。
「こんなことも我慢できないなんて、情けない」
「我慢できなきゃ、負けだよ」
「我慢するのが当たり前」
そうやって、具合が悪くても、熱があっても皆勤賞を目指して体調不良を我慢する。
仕事は休まず行くのが素晴らしいことだという精神で、頭痛があっても我慢する。
自己主張はワガママだと思って、自分の気持ちを言わずに我慢する。
『あそこの息子さんは、風邪引いても学校を一度も休まず皆勤賞、すごいね~。』
『遊びたいのも我慢して勉強したから、合格して、すばらしいわね~。』
我慢してやり遂げたら立派であると褒めている親の言葉で、「我慢することが大事」だとすり込まれてきたんです。
なので、我慢できなかったら、そんな自分がダメなんだと落ち込むことが多いんですね。
我慢は美徳であるという精神が、代々受け継がれてきているんです。
世代間連鎖・・・。
意見を言わない・自己主張しない=我慢ではない!
我慢することが「自分の気持ちを言ってはいけない」と思っているのは、アダルトチルドレンによくある大きな勘違い、間違いなんです。
ワガママを言ってはいけない・・・と言われたあなたは、いつの間にか『自分の意見を言うのは我慢できていない』ととらえたんです。
だから意見を言わずに我慢しなければ・・・と、「自分の意見を言ってはいけない」に変換されてしまったんです。
大人になって、私ばっかり我慢している・・・とつらい気持ちになるのは、「我慢しなければいけない」が、「自分の意見を言ってはいけない」になってしまっているからなんです。
ズレを修正すれば我慢の仕方が変る
社会においては、我慢は必要です。
しかし、自分の気持ちを我慢する必要はありません。
自分の気持ちを我慢し続けると、自分に自信がなくなり、心が塞ぎ込んでしまいます。
「自分の気持ちを言うこと」は「我慢できていない」ではありません。
「自分の気持ちを言うこと」と「我慢」は別物です。
その、ズレて変換されてしまった価値観や思考によって、心を苦しめなくてもいいんです。
カウンセリングでは、その苦しい原因となるズレを修正していくことで、気持ちが楽になり自分の気持ちを上手に表現していくことができるようになります。
思い込まされていた価値観のズレを修正することで、人間関係もとても心地良くなれます。