ポジティブ思考は大切・・・でも・・・

こんにちは。
ストレス連鎖フリーメソッド 心理カウンセラーみらくです。

最近、
多くの人がポジティブな言葉や元気な言葉を使って、ネガティブ思考をなおそうと頑張っているように思います。
ネガティブはストレスの根源になるので、ネガティブではダメだと考える方が多いです。

でも、それでは、いつまでもネガティブ感情から抜け出すことはできません!

ポジティブになろうとすると、
「頑張ってネガティブからポジティブに変換しなければ」と考えてしまいます。

頑張らなければと思えば思うほど、
うまくいかなかったときの落ち込みは大きくなります。
どんどんストレスがたまっていきます。

しかし、ちょっと待ってください。
そもそも、ネガティブ感情は悪いものなのでしょうか?

悲しみ、怒り、不安などの感情は、私たちの生活には必ず存在し、不可欠な健康的な感情の一つです。

ですが、多くの人が
「悲しんではいけない」
「怒ってはいけない」
「不安になってはいけない」
という考えを持ちやすく、涙を堪えて頑張り続けるんですね。

頑張ってネガティブ感情を押殺し、笑顔で耳さわりの良い言葉を並べようとします。

それを繰り返し、いつの間にかネガティブ感情を持つことは悪いことだと信じて、罪悪感や自分責めの思考に囚われてしまいます。

「このままじゃダメだ」
「こんなに頑張ってるのに」
不安やイライラが募りますね。
さらにネガティブ思考にとらわれて、どんどんストレス連鎖に陥ってしまいます。

ネガティブな感情に、悪いも良いもありません。
不安や怒りを感じたら、それを否定せずに受け入れてみましょう。


「不安だ」と思ったら「不安なんだよね」と認めることが大切です。
「不安だなんて思ってはいけない」「そんなの大丈夫、大丈夫」と否定やポジティブになろうとして今抱えている感情を無視する必要はないんです。

過剰なポジティブ思考は、現実を無視して危機に気づけない可能性が高まります。
ネガティブな思考があるから、
立ち止まったり、考えるきっかけになったりするものです。

感情を受け入れることができれば、ネガティブ感情とポジティブ感情とのバランスが保たれるようになり、人生がうまくいくようになります。

悲しみ、怒り、不安といったネガティブな感情に向合うことは、
自分自身をより深く理解し、内面の問題に気づくことができるチャンスです。

そして、その問題に対処するための新たな方法やアプローチをみつけやすくなります。

気づくことができなければ、その対処方法もアプローチ方法にもたどり着けませんね。

また、ネガティブ感情を受け止めると、他者との関係が良くなっていきます。
感情を理解し共有する気持ちが相手の心を優しく包み込みます。
支え合えている関係が作れることで、さらに深い絆を築いていくことができます。

家族や友人との絆が深まることで、より幸せな人生を送ることができるようになるでしょう。

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