ストレス連鎖を断ち切る褒め方のコツ

こんにちは
ストレス連鎖を断ち切る専門家
ストレス連鎖フリーメソッド 心理カウンセラー みらくです。

ストレス連鎖とは
「不安」や「イライラ」の渦から抜けだせず、ココロとカラダに悪影響を及ぼす現象


子育て中のママからこんな質問をいただきました。
「叱るより褒めて育てようって、本に書いてあったので、「すごいね~」って褒めるようにしてるんですが、褒めてばかりだと調子に乗っちゃうんじゃないでしょうか?」

子育てでは、「叱らないで褒めましょう」
ビジネスでも、部下を「褒めて育てましょう」と言われていますね。

叱られるのは確かにイヤですね。
褒められると嬉しいですよね。

実際に、ある実験では「叱る」より「褒める」方が効果的であり、人の能力を引き出すには「褒める」のが良いとわかっています。

しかし、
これにはちょっとコツが必要です。
褒め方が間違っていると、大きな失敗につながります。

例えば、

小学生の子どもが、苦手な教科で80点を取ることができました。

どのように褒めますか?
A「80点もとれたんでしょ!!すご~い」
B「わ~苦手な教科、頑張ったね~!!」

子どもの心が育つ褒め方は・・・Bです。

Aは、点数に対して褒めています。
このように褒められた子どもは、「良い点数を取らなければならない」と意識づけられます。
良い点数がとれなかったとき、「良い点が取れない自分はダメだ」「良い点が取れていないから自分は価値がない」という心理に陥ります。

反対に、Bは苦手なことにチャレンジして頑張ったという行動に対して褒めています。
この場合、頑張った自分を認めてくれたという安心感が育ちます。
チャレンジして頑張った、それを褒めてくれるから、またチャレンジしようという向上心に繋がるんですね。

上手に調子にのっていけます。

大人になり、ストレス連鎖から抜けだせずに悩む人は、間違った褒め方で育てられたかもしれません。

「80点とれたんだから次は100点だな」
「間違わずできて偉かったね」
「ママの選んだ服が似合ってて可愛い」

もっと頑張れ、完璧にしなさい、親の意見を聞くべき・・・といった裏の意味で受け取ると、生きづらい価値観が植え付けられることになります。
生きづらい価値観を持ち始めると、ストレスを抱えやすくなります。


本人が頑張った経過、その事実をしっかりと受け止めて褒めることが大切なポイントです。


人は本当の意味で褒めることが実は苦手です。
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