こんにちは
ストレス連鎖フリ-メソッド
保健師カウンセラーみらくです
日々の生活や仕事の中で、
「なんでいつもわたしばっかり…」
そんなふうに、損をしているような気持ちになる瞬間はありませんか?
特に40代の働き盛りの女性にとって、職場や家庭での役割が重なることが多く、このような感情に悩まされることがあるでしょう。
今回は、「わたしだけが損している」という感情の心理的な背景を紐解き、そこからくるストレスを解消するための具体的なヒントをお伝えします。
なぜ「わたしだけが損している」と感じるのか?
「わたしだけが損している」と感じる理由には、大きく分けて3つの心理的な要因があります。
1 自己犠牲の習慣
幼少期から「いい子」として育てられ、周囲の期待に応えることを求められてきた方は、どうしても自分のニーズを後回しにしがちです。他人を優先することが当たり前になると、頑張っても報われないとき「わたしばっかり・・・」というモヤモヤが生まれます。
2 比較によるストレス
SNSや職場などで、他人の成功や待遇と自分を比べていませんか?他人の「良い部分」「キラキラした瞬間」を目にすると、つい自分が損しているように感じてしまうことがあります。
3 境界線のあいまいさ
他人の期待に応えることが当たり前になると、「本当はイヤだけど断れない」という状況が増えがちです。このような状態では、自己主張が難しくなり、自分だけが犠牲になっているように感じてしまいます。
損しているという感覚はストレス連鎖のはじまり
「自分ばかり損してる」「なんでわたしだけ?」と感じたとき、それはあなたの心が何かに反応しているサインです。
この感覚を無視して心に蓋をし続けると、ストレスがどんどん蓄積されて、それがストレス連鎖となり、他の感情や出来事にも影響を及ぼすことになります。
この感情を無視せず、しっかりと向き合うことが、ストレス連鎖を断ち切る対一歩となります。
「自分の気持ちを無視しない」「認める」というプロセスが心を軽くしてくれます。
クリア
ストレス解消の4つのヒント
「わたしばかり損している」という感情から解放されるための具体的な方法を4つご紹介します。これらを実践して、自分自身を大切にするための第一歩を踏み出しましょう。
1 自分の気持ちを大切にしていいと自分に許可を出す
「わたしも大切にされていい」と思うことで心が軽くなります。自分の許可を与え、自己肯定感を育てていきましょう。
2 自分と他人の境界線を守る練習をする
「今は無理」と感じたときに、丁寧に断ることは自己主張を育むための練習になります。
3 自分と他人を比較しない
他人と比較することはストレスのもとになります。自分自身の良いところや成長に目を向けて、比較の癖を手放しましょう。
4 自分の感情をアウトプットする
紙に書き出したり、信頼出来る人に話すなど、言葉に出すことで自分の感情に新たな気づきが生まれることがあります。自分の心の声に耳を傾けましょう。
まとめ
「わたしだけが損している」と感じること、誰にでも起こり得る感情です。
しかし、その裏にある心理的な背景を理解することで、次にどのようにすべきかを見つけるヒントになります。
解決の第一歩は、自分の気持ちを素直に受け止め、自己ケアの大切さを再認識することです。
一時的なストレス発散ではなく、自分の感情を理解することこそがストレス連鎖を断ち切るきっかけとなります。
自分を大切にする第一歩を
踏み出してみませんか?