こんにちは
ストレス連鎖フリーメソッド
保健師カウンセラーみらくです。
【自己肯定感が低い】と悩まれている大人の女性の相談が多く寄せられます。
特に、親との関係で悩む方に、『自己肯定感が育っていない』ことが悩みの原因のひとつに挙げられています。
自己肯定感が育っている人と育っていない人違い
まず自己肯定感とは何か?
調べてみると「自分の存在を認め、自分は自分のままでいいと思える心の状態」と書かれています。
これを見ると、わがままな印象を抱く方もいるかもしれません。
ここでは、自己肯定感を次のように定義します。
【誰かと比較することなく、自分の良いところも悪いところも理解して、その両方を含めた自分を受け入れる感覚】
いかがですか?
わがままな印象はなくなりましたか?
自己肯定感が育っている人は、
幼い頃から心の安心感という土台がしっかり築き上げられた人ともいえます。
他人は他人、自分は自分でいいという感覚が身についているんですね。
一方で、自己肯定感が育たなかった人は、
幼い頃に心に深い傷を抱え、『不安』を常に感じながら過ごしてきた人だと言えます。
不安があるので、いつも人の顔色を伺ってしまう、他人と比較して自分はダメだと思ってしまう状態です。
いわゆるアダルトチルドレンです。
アダルトチルドレンは自己肯定感が低い
親との関係に悩む大人の女性は、幼少期に『他者と比較しながら育てられいる』ことが多いです。
・他人から見たらどう思われるか・・・
・ご近所に恥ずかしくないように・・・
・より優れていないと認められない・・・
親が他人の目を気にしながら、誰かと比較して育て他結果、子どもは無意識に「他人軸」で物事を考えるような癖がついてしまいます。
つまり、自分がどうしたいのか、ではなく
お母さんがどうしたいのか、
他人が喜ぶにはどう振る舞えばいいのかを基準に行動するようになります。
自分が一生懸命尽くしても
相手が満足しなければ褒められませんから、
基準はいつも相手の評価になります。
頑張っても頑張っても報われないため、
常に「不安」というストレスをかかえています。
これでは、心が満たされず安心感が得られません。
安心感の土台を作り直そう
『他人のために頑張り評価されることが嬉しい』
これは、他人の評価で生きている証拠です。
本当に必要なのは「自分がどう感じるか」ということ。
心は目に見えないため、他人軸になっているのか、自分の気持ちを大切にできているのか、区別しにくいですよね。
ここで心をショートケーキに例えてご説明しますね。
おいしそうなショートケーキは
スポンジという土台の上にクリームが形を整え、その上に輝くイチゴがのっていますね。
スポンジ(土台)を心の安心感
クリームを日々の努力や行動
イチゴを成果や個性
とすると、
もしスポンジが小さすぎたりボロボロしていると、クリームやイチゴがどんなにすばらしくても見せかけばかりで崩れやすくなってしまいます。
スポンジが柔らかくしなやかにしっかりしていれば、全体が美しく安定します。
ショートケーキ作りで育てる自己肯定感
心にショートケーキのような『安心感』の土台をお作りましょう。
ほわほわで
柔らかく
ほっとできる安心感
丁寧に作り上げていきましょう。
土台が整うと、人は行動ができるようになります。
結果、イチゴというあなたの個性が輝くようになります。
この土台作りは自分で行えるようになると良いですが
最初は難しいです。
悩みを抱えている場合は特に、悪循環にも陥りやすくなります。
カウンセラーと一緒に取り組むことで
今の心の土台に何が不足しているのか、
不純物が混ざっているのであれば取り除きながら「安心感」を作りあげていくことができます。
あなたも
心のショートケーキ作りをはじめてみませんか?