過干渉の親からプライバシーを守るための3つのステップ

こんにちは。
ストレス連鎖フリーメソッド 心理カウンセラーみらくです。

さて、過干渉でお悩みのあなた。
こんなお悩みはありませんか?

『プライバシーがない』

そう・・・
過干渉育ちの多くの方の悩みに『プライバシーがない』というのがあります。

過干渉の親は、常にアンテナを高く監視しているので、あなたは常に親の目がそばにある状態で、プライバシーがないんですよね。

自分の部屋でゆっくりしようと思っても、「一人で部屋で何するの?」「リビングで一緒にのんびりしよう」と言われ断れない。
断れば、「何やましいことがあるの?!」と調査されてしまう。

ふらりと気が向いたときに一人で本屋さんに行ったり、喫茶店でのんびりしたいなと思っても、なぜか母がついてくる。
ゆっくり自分の時間をすごしたくても、常に側に張り付いている。
のんびりしたいのに、聴きたくないことを聞かされたり、興味がないことを一緒にやらなきゃならない状態に。

一人暮らしをしていても、電話やメールが頻回で、一人でいる気がしない・・・。

目を開けていても、目をつぶっていても、母が目の前にいつもいる感じ。

全てを教えておかなければ、機嫌が悪くなったり、質問攻めにあったりするから、何でも報告しておかなきゃならない気持ちになってしまう。

支配から逃れるには

過干渉の親の行動は、悪気があってやっていないので治りません。
純粋にあなたのことを心配して行動しているので、「心配して当たり前」なんです。
親が変わることを期待してはいけません。

では、過干渉の親から自分のプライバシーを守るにはどうしたらいいのか?



それは、「アイメッセージを上手に使えるようになることです

アイメッセージを使いこなすための3つのステップ

アイメッセージを上手に使えるための3つのステップをご紹介します。

1 準備を整える(気持ちを整理する)
何が嫌なの?どんなことが不満なのか?を具体的に気持ちを確認する。

2 適切なタイミングを選ぶ
アイメッセージを使うための適切なタイミングを検討します。
いつなら相手があなたの話を聴き入れやすいか。ご飯の時?コーヒーを飲んでいるとき?お風呂に入っているとき?寝る前?対話しやすいタイミングを探しましょう。

3 アイメッセージを愛をこめて使ってみる
感情や要望を上手に伝えるためには、あなたが相手に感じている感謝や愛情をこめて伝えていくことが大事です。ぶっきらぼうに欲求だけを言っても嫌な感情が伝わってしまいます。なんでも素直に言いすぎるというのも、相手にすると攻撃されているという感覚になってしまう可能性がありますね。

例えば

「たまにはひとりでゆっくり本でも読みたいんだけど」と思ったとき、

「お母さんとおしゃべりするのも楽しいけれど、ひとりでゆっくり読書する時間もほしいの。部屋で本に集中したいから、自分の部屋に行くね。」

「勝手に何でも買ってきて私の好みじゃないのに、自分で選んで買いたいのに。」って思ったとき
「わざわざ選んでくれてうれしいけど、今の私は好みが変わったみたい。今後は自分で選びたいから、買ってきてくれなくて大丈夫よ。」

すぐに上手に気持ちを伝えられるようにはなれません。
相手がいることです。
一番伝えたいことは何か、あなた自身が自分の気持ちを知ることが大切な第一ステップです。

そして、あなたにとって最適なタイミング、つまり相手が聞き入れる状況を見極めて気持ちを伝えることが、対話がスムーズになる秘訣ですね。

このステップがうまく進まないと、から回ってしまったり、伝わらなかったり、けんかになったりしてしまいます。

焦りは禁物

うまくやらなきゃと、過度に緊張してタイミングをはかっていては、うまくいきません。
相手は、敏感な過干渉の親です。あなたの変化をすぐに感じ取るアンテナをもっています。
緊張感をもって話そうとすれば、何かよからぬ事が起ると危機感をもって相手はガードを張ります。

なかなか一人ではすぐに出来るようになるのは難しいことですね。
でも、理屈がわかり、練習していけば大丈夫です。

カウンセリングでは、このステップがうまくいくようにサポートしていきます。

過干渉の親は普通には太刀打ちできない厄介な性質がありますから、このステップを意識して上手に気持ちを伝えて、親離れ・子離れを促していきましょう。

みらくカウンセリングルームでは、過干渉に悩むあなたに寄り添ったカウンセリングを提供しています。お試しカウンセリングも受付けています。お早めにご予約くださいね。

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