「親はいつまでも親」・・・それは○○

こんにちは
ストレス連鎖フリーメソッド 

心理カウンセラーみらくです。

大人になって、親との関係に悩む方が多いですね。
そして、その親も、大人になった子に対してお悩みを持っていますね。

60才代の女性から、こんなお悩みをいただきました。

子育ての甘酸っぱい思い出が胸にこみ上げてきますね。
育児に費やした努力を思えば、親として子を心配するのは当然です。

娘さんから、「毒親」と言われてしまうとショック・・・ですよね。

実は
このご相談の背景には、『親子のストレス連鎖』が潜んでいます。

親子には【血縁】という強いつながりがあります。

「親なんだから」
「子なんだから」


親子だから仕方が無いとか、
親子なんだから当たり前といった感情が起こりやすいんですね。

親の時代では当たり前だったことは
子の現代では「昔の考え」であることが多々あります。

世代間ギャップですね。

親にとっての当たり前を主張されると、子は「不満」を抱えやすいです。
不満の積み重なりはストレスとなり、嫌な感情を巻き起こします。

心配している親の言葉が、「不快」に感じられてしまいます。

年を経ても親が子に介入し続けると、
娘さんは生きづらさを感じてしまいます。

娘さんは30~40代。
ご相談者である親と、同じ大人です。
自分の意志で行動できて、自立している大人です。

親から自立した大人の娘さんに対して、過剰な心配をするのはもはや適切な行為ではありません。

「ちゃんと仕事行ってるの?」
「まだ結婚しないの?将来大丈夫?」
「毎日ご飯食べてる?」

こうした言葉は、
本来は優しいお母さんの気持ちの裏返しです。

しかし、すでに大人になった子に言い続けると、

『私は信頼されていないんだ』
『いつまでも自立できていない自分はダメなんだ』

と、悲しい気持ちにさせてしまいます。

親として子を思う気持ちが強すぎて、何歳になっても子ども扱いしてしまっていませんか?
その心配は、子どもの人生が、望んだようになっていなかったら、自分のせいになる・・・親の責任・・・という不安。

その心配は、迷惑なだけなんです。

子育ての終着点はどこなのか。
成人したら、なのか
就職したら、なのか
家庭をもったら、なのか

それぞれご意見はあるでしょう。

動物の世界では、
子が自分で食料を確保できるようになったら、「自立」ですね。
それまでは、親は命をかけて子を守り切ります。
自立したあとは、それぞれの人生を精一杯生きていっています。

親子であっても
それぞれ別の人生なんですよね。


子どもの人生は親の理想通りにすすむわけではありません。
世間体や親としての責任をいつまでも背負っている状態では、親子のストレス連鎖で娘さんを苦しめ続けることになります。


心配ではなく
信じて適度な距離を保つことが大切ですね。

ココロの距離感の保ち方は、あなたの気持ちを解きほぐしながら
カウンセリングで身につけていくことができるます。

親子がより良い関係を保てるよう、サポートしています。

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