あなたのその『気づかい』、間違ってませんか?

こんにちは。

ストレス連鎖フリーメソッド カウンセラーのみらくです。

カウンセリングで、このようにお話する人がいました。

『わたし、こんなに気をつかって色々しているのに、相手は感謝してくれない。別に感謝してほしいわけではないけど、でも、ちょっとくらいねぎらってくれたっていいと思う。』

かつての私も同じようなことを思っていたなぁと思い出しました。

気づかっているのに、誰もわかってくれてない!!

相手の顔色を伺い、先々に配慮して、気をまわして。
言われる前に準備して、ちゃんとやって頑張ってる。
なのに、「ありがとう」も言ってもらえない。

私がやるのが当たり前になっている・・・。


こんなに一生懸命しているのにな・・・ってなんだか悲しくなったり、怒りがこみ上げてきたり。

やらない人もいるけれど、やらなければ「気の利かない奴だ」と非難されるような気がして、やっぱり頑張っちゃう・・・。

あなたの「気づかい」の仕方は、もう古い

あなたのその「気づかい」・・・時代に合わなくなっているのかもしれません。


え?
気づかいに古いとか新しいとかあるのでしょうか!?


実は、あるんです。

「価値観」も時代とともに変化してきていますよね。
「気づかい」の仕方も、その時代と価値観によって変化させていくことが必要な時代です。

人の顔色を伺うことが当たり前とされた時代を生きてきた

実は、私たちは小さいころから学校や家庭で、『言われる前にやりましょう』と教育されてきました。
『言われる前にやる』というのは、とても高度な技です。
しかし、小さい時から求められ訓練されてきています。

言われる前にやるためには、「人の顔色を伺う」という鋭い観察力(察する能力)が非常に必要です。

相手が喜ぶにはどうしたらいいか?
相手が満足するには何をすればいいのか?
相手が自分を評価してくれるために・・・、と、自然と人の顔色を伺いながら気をつかうことが当たり前だとすり込まれてきています。

気づかいができるから苦しい

現代は「自分軸で生きよう」とか、「イヤなことは無理しない」など、メンタルケアの大切さを訴える情報が、たくさん飛び交っています。

私たちがすり込まれてきた『言われる前にやる』ための『相手の顔色を伺って配慮する』が必要とされなくなってきています。

たとえば、職場では、先輩より早く出勤して、整理整頓しておく、準備を先に進めておくことが当たり前だった時代がありました。
出張があるなら車の準備や、飲み物の用意、いろいろ配慮して。
「おぉ、気が利くね!!」と言われて、褒められるとさらに頑張ろうと・・・。

しかし、今は出勤時間ギリギリでもOK、後輩だから先に準備なんてしないですね。

気づかいできるあなたは、「普通は、先に準備しておくべきでしょう」「気づかい足りないよ」と、不満を感じて苦しく感じる時代になっているんです。

時代に合わせて、あなたの価値観、「こうすべき」の気づかいの仕方をアップデートしていく必要がありますね。

上手な気づかいの方法

以前は「気が利くね」と言われたことも、今は「余計なお世話」だと思われてしまうことが多々あります。
「相手はこうしてほしいと思っているだろう」と勝手な思い込みで先々に対応すると、求めていないと拒否されたり、あなたが勝手にしたんでしょうと感謝もされません。

今の現代にあった相手への気づかいの仕方があります。

以前の私も、「気のきく子だね」と言われていたことが誇りでした。
人の顔色を伺いながら、頑張って何でも自分で、先々にやろうとしていました。

頑張ったのに認められないと、むなしくなって、イライラして・・・
これではダメだったのかと自分を責め立て、
ストレスをためて、その悪循環の連鎖にはまっていました。

人との関係は、上手なコミュニケーションによってほとんど悩みは解決します。

時代と人々の価値観の変化、自分の考え方の癖を知り、上手なコミュニケーションの方法を実践していくことで、ストレスをためないで過ごせるようになります。


上手な気づかいができるようになる、コミュニケーションを学べるカウンセリングを受けてみませんか。

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