こんにちは
ストレス連鎖フリーメソッド
保健師カウンセラー みらくです
どんなに頑張っても報われない気持ち
いくら一生懸命取り組んでも、まだ足りない。
もっと頑張らなきゃ・・・
そんな感覚に覚えはありませんか?
自己犠牲が習慣になっている人は、
他者の期待に応えようと努力するほど心が疲弊し、
時には「自分が大事にされていない」と感じてしまいます。
しかし、いざ自分を優先しようとすると湧き上がってくるのが【罪悪感】です。
「断ったら申し訳ない」
「自分だけ楽していいのか」と自問自答をするたびに
心は重くなりストレスが蓄積します。
このストレスはさらなる自己犠牲を生み出し悪循環の連鎖を引き起こします。
気づけば自分自身を大切にする時間もエネルギーも奪われてしまいます。
では、この罪悪感の正体をひもとき、それが引き起こすストレスの連鎖から抜け出すヒントをお伝えしていきますね。
なぜ罪悪感を感じるのか?
幼少期に
「自分より相手を先に」
「自分のことばかり考えてはダメ」と言われ続けた経験がある人は、
他人のために尽くさない自分は悪い人間だと思い込む傾向があります。
この罪悪感を避けるために、無理をして他人に尽くそうとし、
その結果、さらにストレスが増えて疲れ果ててしまいます。
この悪循環が自己犠牲を強化してしまいます。
自己犠牲がもたらすストレスと疲労
他者のニーズを優先し続けると、自分の心と体がSOSを無視するようになります。
その結果、次のような状態に陥りやすくなります。
・慢性的な疲労感
肩こりや頭痛、寝てもとれない疲れが続いている
・イライラしやすくなる
ささいなことで感情的になり、人間関係がさらにストレスになる
・集中力が低下する
仕事や日常生活でミスが増え、自己評価がさらに下がる
特に、「NOといえない」断ることが苦手な人は、仕事や人間関係で抱える責任が過剰になり、心身のバランスを崩しやすくなります。
罪悪感とストレスから抜け出すために
罪悪感とストレスは連鎖を断ち切るためには、以下の3つのポイントを意識してみてください。
1.自分に問いかけをする
罪悪感を感じたとき、「この感情は本当に合理的か?」と自問してみましょう。
たとえば、「断ったら相手は私のことを本当に嫌うのかな?」と考えると、意外とそんなことないと気づけるかもしれません。
小さな場面から「NO」と言う練習を始めてみましょう。
「今日は疲れているからまた今度でもいい?」と丁寧に伝えると良いでしょう。
2.罪悪感の正体を探る
罪悪感は、幼少期にすり込まれた「思い込み」であることが多いです。
カウンセリングや心理セラピーを活用し、罪悪感を覚えた出来事の背景をひもとくことで、感情の根本を解消する手助けになります。
3.自分のやりたいことを優先する
まずは、簡単なことから始めましょう。
たとえば、30分だけ読書に没頭する、音楽を聴く、散歩するなど、自分のための時間を意識的に作ってみると良いでしょう。
これが、自分を大切にする第一歩でもあります。
自己犠牲から解放される
自分を大切にすることを学ぶと、心が軽くなり、他者への思いやりも自然と湧き出るようになります。
罪悪感はやっかいな感情ですが、それに向き合い乗り越えられるのはあなた自身です。う一歩ずつ自分を大切にする習慣を築いていきましょう。