こんにちは。
自己肯定感を育てる心理カウンセラーみらくです。
私のところでカウンセリングに来られると、「私・・・、自己肯定感が低いんです。それも悩みなんです。」とおっしゃる方が多いです。
特に、親との関係に悩む大人女子。
彼女たちが悩みやすい原因のひとつに、「自己肯定感」が育っていないことがあるようです。
自己肯定感が育つ人と育たない人の違い
●自己肯定感って何?●
「自己肯定感」とは、なんでしょう?
調べてみると、「自分の存在を認め、自分は自分のままでいいと思えるココロの状態のことをいう」と書いてありました。
私には、この表現は、ワガママな印象を感じてしまい、自己肯定感が強い人はワガママなのでは?と思ってしまいました。
著者によって、自己肯定感の意味は様々に表現されています。
ここでは、「誰かと比較することなく、自分が自分の良いところ、悪いところもわかる。その両方があっての自分だと思える感覚。自己評価を客観的にできること。」と定義します。
自己肯定感が育っている人は、小さい時からココロの安心の土台が作り上げられてきた人。
自己肯定感が育たなかった人は、幼い頃のココロの傷が深く、ココロの中にいつも不安を抱えていなければならない状態であった人。つまり、アダルトチルドレンです。
つまり、アダルトチルドレンでお悩みの方は、自己肯定感が育っていない人ですね。
ココロに深い傷ができ「こんな自分なんて・・・」と自信を失っている状態だと、常に「自分はダメだ」と責め立ててしまいます。
アダルトチルドレンは安心の土台が不安定のまま
親との関係に悩む大人女子は、常に他者と比較されて育てられているようです。
「他人から見たらどう思われるか・・・。」
「ご近所に恥ずかしくないように・・・。」
親が常に他人の目を気にして、他者と比較しながら負けないよう劣らないようにあなたを育ててきたのでしょう・・・。
なので、あなたは幼心に自然と「他人軸」で物事を考えるようになってしまったんです。
あなた自身がどうしたいか?ではなく、
お母さんはどうしたいんだろう?
他人はどうしたら喜ぶんだろう?
と、考えて、他人の顔色を伺って行動するようになったんですね。
それでは、あなた自身の心は満たされることがありません。
ココロが安心できていないんです。
常に「どう思われているか?」と不安になっています。
他人の顔色に左右されています。
安心感の土台を作り直すことが必要
他人のために頑張って評価されることが嬉しいというのは、他人の評価で生きているということです。
安心感は、「他人がどう思うか」ではなく、「自分がどう感じるか」が大切なんですね。
ココロは目に見えないので、他人軸なのか、自分の感情なのかもわからなくなるでしょう。整っているのか、崩れているのかも気づきにくいですね。
突然ですが、ココロをショートケーキに見立ててみましょう。
美味しそうなショートケーキは、スポンジが土台にあり、クリームが形を整え、キラリと光るイチゴが輝いています。
クリームだけでは、温度変化でドロッと溶けたり崩れたりしてしまいますよね。
土台がなければ、クリームの良さも発揮できません。
スポンジを丁寧に作ることができると、クリームもイチゴも美味しそうに飾ることができますね。
土台が大切です。
ココロの土台を丁寧に育てることで、自信をもって行動できるようになり、あなたの個性が輝きます。
ショートケーキ作りで自己肯定感を育てていく
ココロにショートケーキのスポンジのような「安心感」の土台を作っていきましょう。
丁寧に、柔らかくてフワフワなスポンジをイメージして。
土台が整えば、行動でき、行動していくことで自信がついていきます。
この土台作りは、自分で作っていくことが出来るんです。
最初は一人では大変ですので、カウンセラーと一緒に育てていくことが成功のポイントになります。
今のあなたのココロの土台に、何が不足しているのかを探し、不純物が混ざっていたら取り除きながら、「安心感」の土台を一緒に作り上げていきます。
ココロの安心感の土台は、自分で育て直すことで揺るぎない自信に繋がっていきます。
自己肯定感とは、「誰かと比較することなく、自分が自分の良いところ、悪いところもわかる。その両方があっての自分だと思える感覚。自己評価を客観的にできること。」
他人の評価ではなく、自己評価を客観的にできて、自分で「よし!」と思える・・・すると、人生どんどん幸せな感覚で満たされていきます。