自己肯定感が低い過干渉育ちの3つの悪影響

こんにちは。
ストレス連鎖フリーメソッド 心理カウンセラーみらくです。

ストレスというのは、拭い去ってもまたすぐやってきますね。
イライラや不安、焦り・・・心を縛り付ける息苦しさ、生きづらさ・・。




先日、素敵なワンピースに身を包む可愛らしい女性からこのような相談をうけました。

『自分に自信がありません。これでいのかな・・・?っていつまでも悩んでしまって、決断がなかなか出来ないんです・・・。』

いわゆる【自己肯定感】が低いということですね。


自分の意見が正しいのか、間違っているのかが気になる。
失敗したらどうしようって思って、どれが成功かを見定めるために色々と考え込んでしまう。
そんな感じでしょうか。

『ええ、そんな感じです。・・・間違ってないか、失敗しないかって不安です。』


これまで、選択できないときや、悩んだ時はどうしてきましたか?


『悩んだら・・・母に、相談してました。母は、ハキハキしていて、こっちがいいとかこれにしなさいとすぐ決められるんです。母がそういうなら・・・そのほうがいいかな・・と。』

なるほど・・
その決断できないというお悩み、自己肯定感の低さはお母様のあなたへの関わり方によるものが影響しているかもしれませんね。

自己決定をさせない過干渉の親

自己肯定感を低下させている要因の1つに過干渉育ちというのがあります。

ハキハキとして、テキパキと判断して決めるお母様に育てられたあなたは、自分で考えて選ぶ前に、お母様に決められていることが多かったのではないでしょうか?

実は、自己肯定感の低さに悩んでいる方々は、「過干渉」「親が心配性」だという方が多いのです。

過干渉とは、親が子どもの行動や選択を過度に監視して、押さえつけることをいいます。つまり、『自由を奪い取る行為』です。
心配性で優しいお母さんであることも多いですね。


過干渉育ちの方は、自分自身の意志や決断することが欠如していることで悩まれる事が多いです。

それに気づくのが、親元を離れて、社会人として働いている中や家庭において人との関係に行き詰まったり、仕事が思うように出来ないと悩んだ時です。

過干渉の影響

過干渉の影響として、主に次の3つの影響があります。

1 選択することへの不安
自分の選択が正しいか、常に疑問を感じてしまい、不安を増強していく傾向があります。
自信のなさ、判断力の低下で仕事にも影響が出やすいです。

2 自己表現ができない
過干渉育ちは、自分の意見や感情を抑えつけられていたので、自分の考えや気持ちを言葉にすることが苦手な事が多いです。
「こんなことを言ってはいけない」と、言いたいことも飲み込んでしまうんですよね。

3 依存的な思考(他人軸)
自分の考えや判断に自信がないことから、他人の意見や評価に合わせて判断する傾向が強くなります。
「あなたの意見は?」と聞かれても、こう答えるとこの人は満足するかな、と他人軸で考え行動するようになります。
自分がないと悩まれている方も多いですね。

過干渉育ちの「癖」を修復していこう

過干渉の影響を「癖」としてとらえると、「癖」を直していけば悩みは解消されていきます。
しかし、その「癖」は長年染みついているものです。
そして「癖」は、無意識レベルにあるのため、自分ではなかなか気づけないことが多いです。

過干渉の影響は、あなたの「癖」となって広範囲に及んでいます。
あなた自身が生活のあらゆる場面で心が傷ついたり悩む場合もあれば、周囲の人があなたの言動で傷ついたり不安を増長してしまう場合があります。

まずは、その「癖」に気づくことが必要です。

カウンセリングを通して、あなたの「癖」に気づき、過干渉の影響を断ち切りながら、自己肯定感を育てていくということができます。

自己肯定感は何歳からでも育てていくことができます。
自己肯定感の育て方を学び、生きづらい「癖」を心地良い「癖」に修復し、一緒に成長していきましょう。

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