親と関わるとドッと疲れるのは?【過干渉の後遺症・アダルトチルドレン】

こんにちは。
ストレス連鎖フリーメソッド 心理カウンセラーみらくです。

『実家に行くと、ドッと疲れるんです・・・。』

親との関係で悩まれて相談に来られる方には、
親と関わった後とてつもない疲労感があると訴える場合が多いです。

親孝行したいと思っている・・・
でも、自分の親なのに、どうしてこんなに疲れてしまうの・・・?

それは
あなたの親は感情が麻痺したアダルトチルドレンだからです。

そして
あなたも、親の言動に傷ついたアダルトチルドレンです。

【あなたも、親もアダルトチルドレン】なので、
お互いにガードを固めて心の傷を大きくしないよう頑張り過ぎているので疲れるんです。

あなたは、親の言動に疑問を感じたり、矛盾を感じたことはありませんか?

何かにチャレンジしようとしたとき、
親の心配そうな顔や怒り顔が頭に思い浮かんで
「やっぱりやめておこう」と諦めてしまうことはありませんでしたか?

なんとなく
親が喜びそうな方を、選んでいませんか?

アダルトチルドレンの親は、
自分自身が傷つくことをとても恐れています

あなたを育てている最中も、育て終わった今も、いつも不安を抱えてピリピリ神経が高ぶった状態にいます。
いつも何かの心配をしています。
感情が麻痺しています。

あなたが大きなチャレンジをしようとしたら
「失敗したら大変だ」と、失敗させないようチャレンジすることをやめさせようとします。

「本当に大丈夫なの?」
「それは信用できることなの?」
「確実な道を選んだ方がいいわよ」

挑戦した結果、あなたが失敗したら
自分の子育てが失敗したことになると思い、不安妄想を抱いて恐れています。


本来、新たな挑戦はワクワクしたり楽しみになるものです。
それが、感情が麻痺したアダルトチルドレンは「挑戦することは危険なことだ」と変化することを拒絶します。

「あなたは自分の人生を楽しく過ごしてね。」といいながら、
「親の意見は聞くべきよ、安定の職業に就いた方がいいわ。」と
アドバイスしてくるのは、親が感情麻痺したアダルトチルドレンで不安が大きいからです。

親は何歳になっても親であり、子は子です。

子どもに自我が芽生え、自分の意志で行動できるようになった時点で、子どもも一人の人間です。
しかし、アダルトチルドレンの親は、子どもはいつまでも子どもとして扱います。

世間体上、「子どもの意志を尊重している」と言うかもしれません。
でも実は、絶妙にコントロールして自分の安心区域から抜け出ていかないようにしています。

『親の言うことは聞くべきだ』
と、親の威厳を保とうと口調を強めながらも

『もっと親のことを考えて大事にしてよ』
と、子どものようにだだを捏ねている。

親孝行は大切です。
しかし、親孝行は、苦しみながら言われてするものではなく、自然とありがたい気持ちで笑顔で行動するものではないでしょうか。

アダルトチルドレンの親は、
イベント毎に子どもからのプレゼントを期待しています。
期待外れだとふてくされます。

子どもに見捨てられそうになると
逆にプレゼントやお小遣いで気持ちをつなぎ止めようとします。

アダルトチルドレンの親は
自分の不安を払拭するために、一生懸命あなたに関わろうとします。

アダルトチルドレンの親は、まったく無意識に行動しています。

自分が正しいと思っています。
子どもが意見すれば、攻撃されたと思い親の権力を最大限に使って抑制します。
常に、神経を高ぶらせて不安から身を守るためにガードを固めています。

親との関係に悩まれている大人の女性の多くは
『親が変わってくれれば・・・』と願っています。

しかし、アダルトチルドレンの親は無意識で行動しているので、変われません。
自分があなたを苦しめていると気づきません。
常に「あなたのために心配している」だけです。

あなたが、「お母さんが悪い」「おかあさんのせい」と思って訴えても、
「あなたのために言っているのに分からないあなたがダメ」と言われるだけ。

親に変わって欲しいと願うばかりでは、この辛さを克服することはできません。

親との関わりが苦しいと、感じて気づけた今がチャンスです。
あなた自身が、自分のために行動する時期が来ました。

親は大切にしたい
そんな優しいあなただからこそ悩み、苦しさを感じているのだと思います。

『親と関わるとしんどい』
それは、これまでのあなたの行動基準が『親軸』だったからです。
幼いころから親に言われたことで、自然と『親軸』で選択するようになっていたんです。

苦しいと感じているのは、
親と本来の自分の思い・考えが違うからですね。
違う考えに従わなければならなかったからしんどいんです。

親との距離感をしっかりとれるようになると、
あなたと親は人間として対等に尊重しあえる関係を築けるようになります。

そのためには、
『親に変わって欲しい』と願うのではなく
『あなたが変わる』ためにカウンセリングを受けることをおすすめします。

上手に距離感を保つことが円満の秘訣です。

ここちよく親との距離感を保てるようにお手伝いさせていただきます。
気になる方はこちらからお申し込みくださいね。

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