こんにちは
保健師カウンセラー みらくです
親子関係は、人生に大きな影響を与える絆です。
しかし、大人になり親子関係に悩みを抱える方が増えています。

親を大切に思う気持ちはとても尊いものですが
その絆が強すぎると子どもの自立を妨げて
親も子も心とカラダにストレスを生む結果となってしまうことがあります。
そしてこのストレスは、親子間で連鎖し、知らず知らずのうちに次の世代へも引き継がれてしまうことも・・・
この記事では「子離れできない親」について
よく見られる特徴を3つご紹介します。
1 口癖は「心配しているのよ~」「ちゃんとしなさい」
親は、子どもを思うがあまり、つい心配の言葉が口をついて出てしまいがちです。
小さい頃から大人になっても・・・
親は子どものことを思って
「心配しているのよ」
という一言に愛情を込めます。

しかし、同時に「あなたには出来ない」という
無意識なメッセージにもなり得るんですね。
大人になったのに心配していると言われると、信じてもらえていないと思いやすいです。
また、
「ちゃんとしなさい」という指示も
子どもの自由な選択や挑戦を制限してしまい
ストレスを生み出してしまう原因になります。
この小さなストレスが積み重なることで
親子間の見えない緊張や葛藤が連鎖していきます。
2 連絡が絶えない
子離れできない親は、子どもが成人し社会に出た後も頻繁に連絡を取りたがる傾向があります。

「今何しているの?」
「ちゃんと食べてる?」
といった日常的な連絡が続き、時には細かいことでも何度もメッセージや電話をします。
これは、親として子どもを守りたいという親心の表れでもありますが
過度な干渉は、子どものペースが乱されストレスを感じやすくなります。
連絡が来るたびに
「はぁ・・・」と重たいため息が出てしまう
態度も冷たくなってしまって、罪悪感に襲われる
かなりのストレスですよね
ストレスが親子間で連鎖して、お互いに疲弊してしまうリスクが高まります。
3 警戒心が強く疑い深い
子離れできない親は、外の世界に対して強い警戒心を持っている場合が多いです。

「だまされるんじゃないか」
「失敗するんじゃないか」
と、子どもの挑戦や交友関係に対して過剰に心配します。
自分の目の届かないところには、疑いの目を向けやすいです。
これも子どもを守りたいという親心が根底にありますが
これが続くと子どもは「もう大人なのに・・・」「信じてもらえていない・・・」という悲しさや怒りを抱えて心に大きなストレスが蓄積しやすくなります。
結果として
親への遠慮、罪悪感、自信喪失など
次々と負の感情が連鎖していきます。
過剰な心配や干渉は親子のストレス連鎖を生む
大人になって、親子の関係に苦しさを感じるのは、
親からの過剰な心配や干渉が原因であることが多いです。
親は子どもを自立させ自分の人生を歩んでいく
子どもは自立して親元を離れて元気に暮らす
それが、一番の親子孝行だと思います。
もし、あなたが親との関係で
「しんどい」
「苦しい」
と感じているのは、あなたが悪いわけではありません。
ここまで過ごしてきた中で、あなたが周りから連鎖してきたストレスが原因です。
私のカウンセリングでは、
心とカラダのストレスケアを通じて、親子間のストレス連鎖を優しく解きほぐしていきます。
ひとりで抱え込まず、まずは小さな一歩を踏み出してみてくださいね!

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