vol.122 心がざわつく時の最も効果的な対処方法

こんにちは
保健師カウンセラーみらくです

毒親育ちの方が口をそろえて言うことがあります。
『母の日・・・どうしよう・・・』

5月になると、店舗には【お母さんありがとう】というコーナーが目立ちます。
それをみると、心がざわついてくるんですね。

今回は、そんな心のざわつきに効果的な対処方法をお伝えしていきます。
すこしでも、あなたの心が軽くなりますように。

毎年のイベント「母の日」「父の日」、あなたはどうしていますか?
プレゼントをあげている方もいれば
何もしません、という方もいます。

プレゼントのやりとりは、本来はとてもワクワクするもの。

しかし、
大人になった毒親育ちの娘たちにとっては、なんだか苦しいイベントにもなっています。

何もしないのも心が苦しい。
色々考えても、親の反応が気になってしまい決めかねる。

『はぁ・・・どうしよう、母の日・・・。』
そんな気持ちになっていませんか?

毒親育ちの娘たちは、とても優しく親のことを思いやる気持ちの強い人が多いです。
だからこそ、苦しいんですよね。

感謝するのは当たり前。
苦労して産んで育ててくれたのだから。
そして、親からそうやってしつけられてきたから。


何を言われるかと恐れを抱いて義務的に感謝しなきゃいけないイベントにしんどい気持ちが高まり、心がざわついているんですよね。

きっと、あなたは幼い頃から親の期待に一心に答えようと頑張ってきたんですよね。

小さいころは
「お母さんありがとう」と、手作りの折り紙だけで喜んでもらえた。

もっと喜んでほしくて
肩をもんであげたり、お花をプレゼントしたり・・・

大人になって
素敵なスカーフやバッグ、時には旅行なんて企画したりして
一生懸命喜んでもらおうとしてきたのではないでしょうか。

それは、「母の日」「父の日」だけでなく、「誕生日」「勤労感謝の日」「敬老の日」「クリスマス」「お正月」・・・物だけでなく、あなたの貴重な時間も費やし頑張ってきたのかもしれませんね。


最初は喜んでくれたのに
「なんか、これ美味しくないわね」
「いくらしたの?もったいない」
「人が多くて疲れただけだったな」

そんな愚痴や否定があると
こんなに頑張って尽くしているのに・・・・と、悲しくなります。

してもらうことが当たり前
することが当たり前

その習慣が、前回よりもっと素晴らしいことをしなければならないという呪縛をうみます。

感謝は、そういうものではありませんよね。

しかし、
あなたの心はこの親の期待に応えようと頑張るストレスの連鎖に陥っているんです。
だから、心がざわついて苦しい感覚があるんですね。

考えれば考えるほど、心のざわつきは大きくなります。
あらゆる予測をはじめて、「不安」や「恐れ」を増大させていきます。

いったん色々考えることにストップをかけましょう。

そして、
ゆっくり深呼吸をしながら
昔、喜んでもらえた記憶を思い出してみましょう。

そして一言
「何をしても、喜んでもらえるんだよ」と、つぶやいてみましょう。

親のために頑張ってきたあなたは、
心にたくさんのストレスの種をもったままなので、
心がざわつきやすいんですね。

ストレス連鎖を断ち切るには、種を発見することから始めなければ、根本的な解決につながりません。
カウンセリングでは、その一つ一つの種を見つけて一緒に対処していくことをサポートしています。お悩みはひとりで抱えず、ご相談くださいね。


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