「わたしなんて・・・」と控えめすぎる自分を変える方法

ストレス連鎖フリーメソッド
保健師カウンセラー みらくです。

今回は、よく耳にするお悩みの一つ
「わたしなんて・・・」という感情について掘り下げてみます。

このような気持ちになることはありませんか?

「すごいね!」と褒められても
「いえいえ、わたしなんて全然」
「他の人の方がもっとすごいですよ」
と、自分を卑下して他人と比較していませんか?

一見、控えめでいい人に見えるかもしれませんが
自分の努力や成果を自分自身で否定している言動です。

これは、
謙遜してしまいがちなアダルトチルドレンの特徴かもしれません。

アダルトチルドレンは、
子ども時代に家庭内でココロの負担を抱えたり、
親子関係が原因で特定の思考や感情の癖がつくられています。

この
「わたしなんて」という気持ちは、
一見すると控えめで謙虚な言葉に聞こえるかもしれません。
しかし、実は自己評価を低く見積もる癖の表れなのです。

謙遜してしまう思考と感情の癖は、幼少期の親子関係が影響している場合が多いです。

例えば、こんな経験はありませんでしたか?

✅ 親に褒められることが少なく、認めてもらうために常に努力が必要だった
✅ 頑張っても「そのくらい当たり前」と言われ、もっと上を目指す必要があった
✅ 自分が目立つと周囲の空気が悪くなったり、親が不機嫌になることがあった

これらの経験が積み重なると
自分が評価されることが怖くなり、
自己評価が低くなりがちになります。

また、他人と比較することで安心感を得るようになりがちになります。

他人と自分を比較することが癖になっていると気づいたら、次のような視点を持つことを心がけてみてください。

1 他人は他人 わたしはわたし
 誰もが異なる背景や経験を持っています。同じ土俵で比較すること自体が無意味なことなんだと思いませんか。

2 自分の努力を自分で認める
 謙遜することは時には必要。しかし、自分が行ったことや達成したことで認めれることはたくさんあるはずです。事実としてやれた、できたを認め、言葉で「できたね」「やったじゃん」って自分で認めていきましょう。

3 褒められたら素直に受け取る
 「すごいね」といわれ「いやいや・・まだまだ」ではなく、「ありがとうございます」とシンプルに返すだけでOKです。

謙遜しすぎると生きづらさにつながることがあります。
他人と比較する必要はありません。
わたしたちは、皆それぞれ違う存在です。全く同じではないんです。

【わたしはわたしでいい】

この考えを少しずつ取り入れることで、
これまで凝り固まった思考の癖がほぐれて、ココロが軽くなっていきます。

今日からぜひ、試してみてくださいね。

そうはいっても
なかなか出来ないのも人間の習性であり、癖です。

そんなときは、お試しカウンセリングをご利用くださいね。

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