「親の言うことは聞かなきゃ!」罪悪感からの卒業【過干渉の後遺症】

こんにちは。
ストレス連鎖フリーメソッド 心理カウンセラーみらくです。

私のお客様は、毒親育ちの後遺症で悩まれている大人の女性が多いです。
『親の意見に背くのは・・・、罪悪感に襲われるんです』
毒親、特に過干渉育ちの後遺症の一つ、【罪悪感】についてお話します。

親からの電話に出られなかった時
「こんなに着信、出れなかった、怒ってるかな・・・わ~~ごめんなさい」

休日実家に顔を出せない時
「予定があるし、でも行かないと・・・仕事だと嘘ついた方がいいかな」

メールやLINEの返事ができていない時
「もうこんな時間になっちゃった・・・どうしよう」

親からのアクションに
タイムリーに反応できていないと
「ダメだ」と自分を責めてませんか?

親の期待に添えないと、罪悪感でココロが苦しくなる

それは、あなたが親を大切に思っているから?
それとも・・・・。

過干渉は、あなたのココロに強いストレスを与え続けます。

過干渉とは
『子どもの気持ちや意志を無視して、親が自分の思いを叶えるためだけに子どもをコントロールすること』です。
強烈なパワーでねじ伏せる支配です。

「親」の権力を最大に振りかざします。

子ども時代の経験が影響します。

幼い子どもは、親が怖いです。
小さな子どもは生き延びるために、強い親に守ってもらう必要があります。
強い親が機嫌を損ねると、小さな子どもは恐ろしくて仕方ありません。
強い親には、ニコニコと機嫌良くいてほしいと願います。

小さい頃に目の前にいた大きな親の存在。
「親」という肩書きは一生物です。

子どもが大人になっても、「親」の肩書きは変わりません
健全な関係の親子は、上手に親離れ・子離れができます。
しかし、過干渉の親は自覚なく大人になった子どもを支配し続けます。
過干渉が毒親と呼ばれる理由です。

日本では特に、
「子は親に従うべき」
「親の言うことは絶対だ」
という風潮が根強く残っています。

「親を大切に」
「親の言うことは聞くように」と教育されてきました。

過干渉の親は、「子どもは親の言うことを聞くのが当たり前」と、ずっと信じています。

過干渉の親は、常に自分の心配をしています。
「あなたのために」と言いながら
本当は「自分が困らないようにあなたにちゃんとしてほしい」だけ。

自分の意見を押しつけ続けます。
子どもの意見や主張に耳を傾けることができません。

毒親は、自分にとって都合が良いことを「これが正しい」と信じ、それに従わせようと一生懸命頑張ります

親からの電話にすぐ出なければと思うのは、
親が自分の都合に合わせてどんなときでも連絡とれるように仕向けているからです。

休日実家に行かなければと思うのは、
親が自分のために都合良く側にいてほしくてあなたを呼び寄せているだけなのです。

メールやLINEを無視できないのは、
親が自分の安心のためいつも気にかけてもらうためにあなたを常に監視しているんです。

全部、親自身のためなんです。

あなたが今抱えている罪悪感は、あなたの罪によるものではないです。
過干渉という毒親の支配による後遺症です。

大人になり「何か違う」「なんか変だ」と
親との関係に疑問を感じ始めた今が「支配」の後遺症から抜け出すチャンスです。
罪悪感から卒業して、ココロを軽くし、親との関係を心地良くしていく機会になります。

「そうか」と頭で理解して分かっても
長年支配され続けたココロは、罪悪感に傾きやすく、一人では簡単に取り除くことができません。

順をおってあなたのペースに合わせて、適切に対処していくことが大切です。
あなたを支える信頼できるカウンセラーと一緒に取り組むことをおすすめします。

みらくカウンセリングルームでは、お試しカウンセリング(限定5名)を実施しています。
気付いた時がチャンスです。
一緒に取り組みたい方はこちらにご連絡くださいね。

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